mplayer-w100のインストールメモ

 阿川さんのサイトで、 mplayer-w100_0.91.1-1_arm.ipk が公開されてます。
 さらに、依存パッケージが必要なんで、それもげっと。

 libvorbisdec_1.2.0-1_arm.ipk
 きむらかずしさんのページにある libiconv_1.8-2_arm.ipk

 以上、3点をインストール。今回は ipkg なんで、インスト、アンインストとも何も考えなくて良いんで、らくちん〜。

 CUIベースで、動かす分にはこれだけです。ちなみに、再生オプションは

 mplayer -quiet -framedrop -vo fbdev:vidix -double -dr -vop rotate=1 *.mpg

で、おっけー。各オプションの意味は、

 -quiet           = 文字出力の抑制
 -framedrop       = 映像と音の同期
 -vo fbdev:vidix  = w100 への描画
 -double          = ダブルバッファリング
 -dr              = 中間バッファを用いないで直接フレームバッファに画像を描画する
 -vop rotate=1    = 描画位置の指定

だそーです。-double と -dr って、同時に指定していーもんなのか、説明だけ見てると不安なんですが、とりあえず両方指定して、問題無く動いてるんで、何となく両方つけてます(苦笑)。

 また、今回は QVGA での再生にも対応してるんで、フル画面で動画が観れます。かんど〜!。

 で、いちいちターミナル立ち上げて、さらにオプション叩いて〜、では余りにも鬱陶しいんで、 Qt 上から、直接再生出来るようにしませう。

 山下真一さんが、オゴニゴ.コムで公開している、Z Emu FrontEnd Ex は、設定ファイル(シェルスクリプト)を追加することで、対応する拡張子に応じた動作を行う、ランチャーとしての使用が可能です。さらに、デフォルトで QVGA で起動。さらに、起動前に画面もクリアしてくれるんで、ゴミも目立たないと、色んな意味で都合が良ろしい(笑)。

 ipkg が公開されてるんで、上記サイトから落としてきて、そのままインストールでけます。ちなみに、標準の zemufe の機能は一通りオサえてるみたいなんで、完全に置き換えちゃって、オッケーみたい。

 で、 *.mpg への対応〜。
 設定ファイルは、 /home/QtPalmtop/bin/ の中の zemufeex_???.sh です。 ??? は対応する拡張子に書き換え。 *.mpg なら zemufeex_mpg.sh になります。
 ファイルの実体は、シェルスクリプトになってるんで、必要に応じてコマンドラインオプションを追加します。 $1 が、実行ディレクトリ、 $2 がファイル名になってるみたい。

/home/QtPalmtop/bin/zemufeex_mpg.sh

#!/bin/bash
cd "$1"
mplayer -quiet -framedrop -vo fbdev:vidix -ac mad -double -dr -vop rotate=1 "$2"
exit 0

 ちなみに、シェルスクリプトなんで、実行属性いります。chmod 755 ./home/QtPalmtop/bin/zemufeex_mpg.sh とかで良いかと。にゃののん氏が、これでハマってました(笑)
 基本的に、設定はこれだけで良いハズなんですが、なんかウチで動かした時は、さらに Zemufeex 側の設定が必要でした。

 まず、 zemufeex を立ち上げて、メニューバー->設定->フロントエンドを選びます。
 で、エミュレータの起動方法を "by qtopia(解像度変更が可能)" に。で、一番下のBOX、対応する拡張子の追加に、”*.mpg” を追加します。

 で、zemufeex をもう一度立ち上げなおすと、晴れて MPEGファイルが選べるようになりました。極楽極楽(^^)。

 ちなみに、いくつかわかってる問題点としては、


 1.ターミナルを経由してないせいか、各種再生操作(途中中断、一時停止等)のキー入力を一切受け付けてくれない。場合によってはハングる(^^;)。
 2.起動時、及び終了時の画面切り替え中(お待ちください)と表示されてる最中に Cancel キーを連打すると、C7x0自体が、再起動する(^^;)。

等があります。 2.に関しては、オリジナルの zemufe の時から、めっけてた問題点なんですが、何となく報告し忘れてたんで、今書きます(苦笑)。