asf(wma)ストリームのダウンロード その1


 SL-C3000がアップデートで低ビットレートWMAの再生に対応しました。
 ってことは、今まで一旦 MP3に変換しないと聞けなかった某ネットラジオのデータなんかがそのまま聴ける?。早速試して見ると・・・ばっちり〜(^^)。


 こうなると、りなざう単体でデータ取得もしたくなります。

 軽く調べてみると、UNIXベースでもストリーミングデータのダウンローダが存在するようなんで、いくつか試してみることにしました。


・asfrecorder
 make・・・っつーか、cc一発であっさりビルド出来ます(笑)。
 開発環境は、テクノウで公開されてる zgccのパッケージを使用。

 使用法は、単純に

asfrecorder mms://〜

とファイル名に続けて、ストリーミング先のURLを指定すれば OKです。
 また、手元にメタファイル(asxファイル)が存在する場合は、それを指定することも出来ます。

asfrecorder ???.asx

 他にも、色々とオプション指定することも出来ます。

 実際に試してみると、いくつかのサイトで無事ダウンロード出来ました。
 ただ、何処のんでもいけるってワケじゃないみたいで。

 一部のサイトでは、

unknown content-type: application/vnd.ms.wms-hdr.asfv1

と表示されて、DLに失敗します。


・mmsclient
 こちらのソフトも、セルフ環境で素直に configure、make一発でビルド出来ます。
 開発環境は、同じくテクノウで公開されてる zgccのパッケージを使用。

 こちらもコマンドラインのアプリケーションで、使い方は基本的に上述の asfrecorderと大差ありません。

mmsclient mms://〜

 使い勝手に関しては、細かいTCPパケットのダンプ内容とかが表示されるみたいですが、 DL全体のパーセンテージ表示とかが無いんで、そういう意味では使うだけなら asfrecorderの方がシンプルで使いやすそうかな?。

 とりあえず、いくつかのサイト回った限りでは asfrecorderで DL出来ないトコは mmsclientでも駄目で、 mmsclientで DL出来るトコは、 asfrecorderでも OKっぽい(苦笑)。
 まぁ、この辺は場合によりけりなんで、 mmsclientでしか、或いは asfrecorderでしか保存出来ないサイトってのもあるかもしれないんで、使い分けになるんではないかと思います。

 なお、mmsclientは現在、 mimmsってソフトに名前を変えて開発が引き継がれているみたいです。