desktopファイルの解析 「Display」エントリ

 どうも、よく分からないんで軽く調べてみた。

 一応、SHARPのFAQに拠ると、アプリケーションのVGA/QVGA画面モードを規定するもんらしい。

 とりあえず、適当なアプリケーション(メモ帳)のdesktopファイルを実際に触って試してみる。

Display=
 640x480/144dpi                              : VGAモード : VGA最適化チェックボックスなし:縦横切替可能
 480x640/144dpi                              : VGAモード : VGA最適化チェックボックスなし:縦横切替可能
 640x480/144dpi,480x640/144dpi,240x320/72dpi : VGAモード : VGA最適化チェックボックスなし:縦横切替可能
 240x320/72dpi                               : VGAモード : VGA最適化チェックボックスなし:縦横切替可能

 ・・・うーむ、あんま変わった気がしない。
 どの設定でも、画面モードはVGAのままで、最適化のチェックボックスが表示されないため、QVGAモードにすることも出来ない。
 つか、640x480/144dpiとか、480x640/144dpiに関しては、横、及び縦それぞれの画面専用ってFAQでも書いてあるんだけど(^^;)。

 逆に、「Display=」の設定項目そのものを削除して、初めて「VGAへ最適化」=QVGAモードが行われるようになる(苦笑)。

 どうも、この「Display=」の設定自体では必ずしもシステムの画面モードを規定出来ないよーですな。

 結局、最終的な画面モードは、あくまでもアプリケーションで設定され、その情報が取得出来ない場合、ユーザーが手動でQVGAVGAの画面モードを指定出来るよう、プロパティに最適化のチェックボックスが表示されるってことなのかもしれない。

 と言うか、この「Display」の項目自体がアプリケーション側の意図しない画面モードで立ち上がってしまわないよう、Qtopiaのシステムに情報を通知するための項目ってことなのかな?。

 ってことで、改めてサンプルアプリケーションを変更。
 今度はVGA横画面専用のアプリケーションであることが分かっているフォトストレージで試してみることに。
 まず、/home/QtPalmtop/apps/Applications/photostrage.desktop中の「Display=」項目を削除し、さらにQVGAモードで立ち上げてみる。

 見事にレイアウトが崩れた(笑)。
 改めて、最適化のチェックを外し、VGAモードを設定した上で縦画面にしてみると、

 あ、やっぱり崩れまくり(笑)。

 ま、よーするに、こーゆー事態になってしまわないための保護設定項目ってことなワケやね。成程、理解した。